天気の子

「君の名は」に続く新海誠メジャー作品。連日満員で滑り出し絶好調の模様。賛否両論らしいけど、私は面白かった。以下ネタばれ込みです。込み入った設定が消化不良な感じが微妙にモニョった「君の名は」よりはよほど気持ちよく見ることができた。伏線っぽい…

棚沢永子「東京の森のカフェ」

東京の森のカフェ作者: 棚沢永子出版社/メーカー: 書肆侃侃房発売日: 2017/07/02メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る渓谷の緑鮮やかな木々に埋もれるような木造2階建ての古びた建物の表紙につられて衝動買い。パラっと眺めれば中の…

ショクダイオオコンニャク

ショクダイオオコンニャク神代植物公園で4年ぶりに開花したというので行ってみた。土曜日が見頃だったようで、もうプリーツスカートみたいな苞は萎んでいた。真ん中に突っ立ってる花序は、固いけど中はスカスカで、見た目ゴツゴツしてるけど触るとペカペカし…

ドールハウス

新宿京王百貨店で7月いっぱいドールハウスの展示をしてたので見に行った。 撮影可と撮影不可と、入り混じってた。可愛らしい感じのは撮影不可だったりするので、撮影可の写真だけ見るとちょっと雰囲気偏って見えるかも。デヴィッド・スカルファーの本屋デヴ…

慟哭

2019年7月18日午前10時、一人の野蛮な暴力が多くの人の命と、精妙なる文化芸術を蹂躙した。 京都府伏見にある京都アニメーション第一スタジオに男が40Lのガソリンを撒いて放火、3階建てのビルはほぼ瞬間的に爆発炎上した。当時建物内に居た74人中34人が死亡…

井上真偽「その可能性はすでに考えた」

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)作者: 井上真偽出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/02/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見るなによりタイトルがカッコいいよね。詰め将棋みたいな、寄せ木細工のからくり箱みたいな、凝った仕掛けのパ…

ガールズ&パンツァー 最終章第2話

お待たせしました第2話。一応ネタバレありなので未見の向きはご注意を。パンフも前半部分だけの「上巻」で、下巻は後日発売とか。あまり情報入れずに見に来てください、という感じなのかな。流石にガルパン初見でコレってのは無茶だと思うけど、ただそれで…

篠房六郎「おやすみシェヘラザード」3

おやすみシェヘラザード (3) (ビッグコミックススペシャル)作者: 篠房六郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2019/05/30メディア: コミックこの商品を含むブログを見る映画ネタで「一人でキネマ」と双璧をなす寝落ちバトルの3巻目。今回は何より消しゴムつな…

香月美夜「本好きの下剋上」貴族院の自称図書委員 VII

本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第四部「貴族院の自称図書委員VII」 (TOブックスラノベ)作者: 香月美夜出版社/メーカー: TOブックス発売日: 2019/06/10メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る第4部第7巻、通算19巻。第…

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

むしろいいことだよ。何にだって、どんな映画にだって、ゴジラを加えればより良くなると僕は思っている。想像してごらんよ、「スター・ウォーズ」にゴジラを足したら、やばいだろ? 「七人の侍」だってさらに良くなる。54年版の「ゴジラ」にゴジラを足したら…

原作/城平京 漫画/片瀬茶柴 「虚構推理」

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)作者: 城平京,片瀬茶柴出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/11/17メディア: Kindle版この商品を含むブログ (7件) を見る妖怪ミステリ、とでもいうのだろうか。超自然的要素を入れることで、逆に可能となったロ…

今村昌弘「屍人荘の殺人」

屍人荘の殺人作者: 今村昌弘出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/10/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (25件) を見る鮎川哲也賞受賞作。大学のミステリ愛好会メンバーが、映研の夏合宿に参加して、殺人事件に遭遇というと王道ですが、予想外の展…

名探偵ピカチュウ

ピカチュウかわいい、というか画面に溢れるポケモンをひたすら愛でる映画。 ピカチュウの表情、仕草、オヤジくさいしゃべり方まで、とにかくかわいいい。コダックとかフシギダネとか、違和感なく歩き回ってて、初めてジュラシックパークを見たときのような感…

山田風太郎・サメマチオ「人間臨終図巻」

追読人間臨終図巻I (文芸書)作者: サメマチオ,山田風太郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2019/04/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る山田風太郎の「人間臨終図巻」のマンガ化。なんだそりゃあとまさに虚を突かれて、思わず買ってしまった。 「…

2019/1-3月期終了アニメアンケート (第52回調査)

2019/1-3月期終了アニメアンケート (第52回調査) http://anime-research.seesaa.net/ 2019春調査(2019/1-3月期) 第52回 {総評、寸評など} 04,ケムリクサ,A これだけの独特な世界観とキャラクターの物語を12話でまとめあげてるの凄い。全然詰め込んでる感じし…

展覧会「ラフ♾絵」

4rough.com 秋本治、天野喜孝、大河原邦男、高田明美4人のラフ絵を集めた展覧会。4人の共通点はタツノコ出身ということ。会場は3331 Arts Chiyoda、秋葉原といってもむしろ末広町です。秋本治のコーナーではこち亀のネームがどっさり。最近は1話まるまる…

黒田龍之介「世界のことばアイウエオ」

世界のことば アイウエオ (ちくま文庫)作者: 黒田龍之助出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2018/05/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見るアイスランド語から始まってロシア語まで、世界の100言語について見開き1ページで綴ったエッセイ集。歴…

ケムリクサ #12

赤い木とラストバトル。りく、りょう、りょくのお姉ちゃんズ三人別々に出てこれるんじゃん。一度に一人ずつだったのも、やっぱりケムリクサ節約のためかな。前回リリが言ってたのって、下にお船の地球があるんじゃなくて、お船の下に地球があるって事だった…

渡辺優「自由なサメと人間たちの夢」

自由なサメと人間たちの夢 (集英社文庫)作者: 渡辺優出版社/メーカー: 集英社発売日: 2019/01/18メディア: 文庫この商品を含むブログを見る「ラメルノエリキサ」で小説すばる新人賞を受賞した渡邊優の受賞後第1作にあたる短編集。相変わらずキレのいい文章…

ケムリクサ #11

記憶の葉の内容が再生される。なんか怒涛の情報量で、一気に伏線が回収されていく。リンたち姉妹が地球人由来で、ワカバの方が宇宙人だったのですね。廃墟と化した世界に見えたのは、制作途中のコピーだった。 ワカバは元々宇宙人のケムリクサ研究者のわかば…

打海文三<応化クロニクル>

なるほど、今や宗教や民族を超えて「性癖」こそが人類最大の対立点なのか。 いいだろう。俺たちはここに立つ。ここに眠る。 矜持とはこのようなものです。 pic.twitter.com/Bzkx24toj9— 青識亜論(せいしきあろん) (@dokuninjin_blue) 2019年3月19日 そうい…

香月美夜「本好きの下剋上」貴族院の自称図書委員 VI

本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第四部「貴族院の自称図書委員VI」 (TOブックスラノベ)作者: 香月美夜出版社/メーカー: TOブックス発売日: 2019/03/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る第4部第6巻、通算18巻。相変…

ケムリクサ #10

次第に強くなってくる赤虫の襲撃を退けながら進む一行。水ももう残り少ない。 なんだかバスタ新宿跡地みたいなとこに辿り着いて、行く手を渦巻く濃密な赤い霧に阻まれる。その先には、空中に浮かぶ謎の光の元に続くケーブルを登っていくしかない。一行は最後…

「ちはやふる」公式コミックガイド

ちはやふる 公式コミックガイド (KCデラックス)作者: 末次由紀,BE・LOVE編集部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/03/13メディア: コミックこの商品を含むブログを見る40巻までのストーリーガイド、近江神宮をはじめ東京の府中や文京区、福井県の芦原温泉…

ケムリクサ #9

赤い霧の立ち込める谷間を見下ろしながらワカバたち一行は、ローマの水道橋が縦横に走ってるみたいな細い道を辿り、大きな山を登る。するとそこにはまた青い壁が立ち塞がっていた。ワカバが壁を開こうとすると、壁の中から巨大な赤虫のヌシが現れる。壁の中…

肋骨凹介「宙に参る」

to-ti.in リイド社がやってるサイト「トーチ」で連載中のWEBコミック。肋骨凹介(あばらぼねへこすけ)はこれが商業デビュー。 宇宙船が今でいうセスナ機くらい身近になった未来の話。主人公の鵯ソラは夫を亡くして寡婦になったばかり。いきなり葬式のシーン…

蝸牛くも「天下一蹴」

天下一蹴 今川氏真無用剣 (GAノベル)作者: 蝸牛くも出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2019/01/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るデビュー前の蝸牛くもが第7回GA文庫大賞に応募して最終選考で落とされたという幻のデビュー作。とい…

ケムリクサ #8

赤い霧を発生させている赤い根の根本を断つために谷へと降りていった一行。次から次へと襲ってくる赤虫はキリがない。そこに、なぜかワカバに懐いてる白虫が現れた。 白虫は、ドローンのような自律歩行する機械で、話しかけるとディスプレイに文字を出力して…

スティーヴン・キング「心霊電流」

心霊電流 上 (文春e-book)作者: スティーヴン・キング出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/01/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 心霊電流 下 (文春e-book)作者: スティーヴン・キング出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/01/30メディア…

ケムリクサ

他に誰もいない廃墟世界で、ヒトっぽい姉妹が赤虫と戦い、水を探して生き抜く話。 「ケムリクサ」は実体化したエネルギーみたいなものかと思ったけれど、操作して機能を制御したり、メモを書き込んだり、なんかマシンのようでもある。元になった自主制作アニ…