蟲師 #11 やまねむる

豊かな実りの季節の山のむせ返るような精気が見事。海辺の話より山の中の話の方が美術的に楽しめるなあ。乙事主を食べて山の主になったムジカが次の主に食べられるという話。蟲の時間に生きた人間の、その後のエピソード。9話「重い実」の続編に当たるような感じで、外からやってきて共同体に恵みをもたらすマレビトへの敬愛と恐怖を表す距離感のエッセンスを盛り込んだ。報われない想いを救うのは神様の役割なんだけれど、クチナワは何も言わずにただそこに居るだけ。