中国証券監督管理委員会(証監会)は、悪意のある空売りを取り締まる方針を先週発表。市場操作が相場急落に拍車を掛けているという当局の潜在的なメッセージを際立たせる格好となった。

そのうち絶対アメリカの陰謀とか言い出す。
ロシア危機のとき、ロシアはマーケット閉鎖してたけどね。中国が何やるかは予想つかない。

ECBがELAを打ち切る場合、資本規制下でも銀行破綻は避けられないとみられ、金融システムを維持するためには銀行救済が必要となる。銀行救済の必要に迫られた時こそが、ギリシャEUによる銀行救済に駆け込むか、政府の借用証書(IoU)を発行し、自力で銀行救済費用を捻出しようとするかの分かれ道となる可能性がある。

ギリシャがユーロを調達できなくなり、国内のみで通用するような借用証書を発行することになれば、それは事実上ユーロを離脱したのと変わらない。そうなるとある種膠着状態に陥って、EUは問題を抱えたままで、ギリシャは文字通り腫れ物扱い、となるのでは。ギリシャが反面教師となることで、逆にそれ以外のユーロ圏諸国の結束が強まるという効果はあるかもしれない。スペインとかポルトガルとか、「ぼくたちマジメでーす」とか言いだしてるし。
ただ、独希対立が政治問題化したり、ギリシャがロシアに接近したりとか、地政学的な不安要因になってくるとまたわからなくなる。ギリシャの経済混乱から治安が悪化したとき、国内に流入してるシリアやイラクの難民との摩擦が悪い方に発展してくとか。
まあ、イヤな想像はいろいろできる。

中国共産党系メディアは25日、同国と周辺国が領有権で対立している南シナ海問題に関し、米国が中国に人工島建設の停止を要求することをやめなければ、米国との「戦争は避けられない」とする論説を掲載した。

一方で、依然南シナ海の緊張っていうのもあるわけで。「よろしい、ならば戦争だ」とかサラリと言っちゃうわけね、人民日報傘下の環球時報ってのは。ここでアメリカが引くと、じゃあ尖閣はどうなるかとか、南シナ海の航行の安全は中国に依存するのかとか、いろいろ心配することになる。