柳本光晴「響〜小説家になる方法〜」

響ちゃんて100年後星座とかになってそうだね

伝説がどうとかいうような言い回しは今更陳腐だけど、星座になるってのは斬新だった。いや新しい星座とかできないでしょ、100年後だって。でも、いいセリフだ。
響をロックオンした剛腕プロデューサー津久井は、本人の同意なしのままドキュメンタリー企画を立ち上げる。めちゃくちゃなんだけど、響もめちゃくちゃだから、張り合うならこのくらいの無茶なキャラじゃないと釣り合わない。シャッター前で午前完売がどうのとか言ってるイラストレータじゃ勝負になんない。つうか、圧倒的な才能に蹂躙されるのって、実は快感なんじゃないのか。蹂躙されてった作家のその後とか見てると、そんな気がしてくる。しかし、響をかばってめちゃくちゃ頭下げ回った担当編集の花井さんの顔つぶして「私は悪くない」って、いくらなんでもそれはどうよ。いや、とても響らしいんだけれども。NF文庫で担当になった月島さんのこれからが思いやられます。
しかし、涼太郎って今後の展開でどういう位置付けになるんだろう。
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響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)
響~小説家になる方法~ 2 (BIG COMIC SUPERIOR)
響~小説家になる方法~ 3 (BIG COMIC SUPERIOR)
響?小説家になる方法?(4) (ビッグコミックス)
響?小説家になる方法?(5) (ビッグコミックス)
響~小説家になる方法~ 6 (BIG COMIC SUPERIOR)