「眩(くらら)〜北斎の娘」

朝井まかて「眩」(くらら)のドラマ化。この世はみな円と線でできている、と言う北斎。この世はみな色の濃淡でできている、と言うお栄。
原作小説のエピソードを大胆に捨象し、二人の天才の「絵」に焦点を当てた良い脚本だった。ドラマを見た後原作を読むとより楽しめると思う。
吉原のシーンが、独特の深みのある色合いで、安い液晶で見てるのにまるで4Kで見てるみたいですごかった。
滝沢馬琴野田秀樹が演じてた。野田秀樹は何演っても野田秀樹になっちゃうんだけど、こういう強烈な、偏屈で食えない爺さんはハマるね。うまい使い方だ。
http://www.nhk.or.jp/dsp/kurara/

眩

herecy8.hatenablog.com