メイドインアビス #13 挑む者たち

最終回は1時間スペシャル。
黎明卿ボンドルドの恐るべき実験によって「成れ果て」となったナナチとミーティの事情が語られる。
アビスの呪いを二重に受けたミーティは人間性を喪失したのみならず、死ねない体になっていた。ミーティを殺せるのはレグの火葬砲だけ。囚われたミーティの魂を解放する最後のチャンスなんだ、と言うナナチに、レグはナナチがあとを追って自ら死を選ばないことを条件にして、了承した。

重たくて切ない前半が終わると、後半はほのぼのエピローグ。レグも料理は得意ではなかった。ナナチは自分の作ったものよりマズイ焼肉を食べて嬉しそう。レグは触り方がいやらしい。レグのちんちんは度し難い。横で照れてるナナチがいるおかげで、リコとレグのやりとりの甘酸っぱさが際立つ。
とにかく原作を丁寧にアニメ化し、オースの街並みもアビスの神秘的な風景も精密な美術で表現してくれた。屈指の傑作マンガである原作に負けないアニメだった。