柳本光晴「響〜小説家になる方法〜」

アニメプロデューサーの津久井は本人無許可のまま響のドキュメンタリー企画を進行させていく。津久井はある意味、響の理解者で、直接の殴り合いを躊躇わない。段階を踏まずにいきなり最後通牒を突きつける響の覚悟に気合負けしてたが、津久井は同じレベルで気合が入ってる。響なら無許可撮影したからといって司法に訴えたりはせずに、自分で殴り込んでくるから、それも含めてテレビにできるという計算の上で、ケンカを売ったわけだ。
それをどう潰すのか、流石に破天荒な展開に茶番という印象が禁じ得ないところだったけれど、最後の落し前のつけ方はカッコよかった。強引な展開も全部吹っ飛んだ。
またよせばいいのに響ちゃんにちょっかい出して巻き込まれてる女子高生が登場してます。罪がない、とは言えないかもしれないけど、フツーの一般生徒がいきなり怒涛の修羅場で片棒担がされて涙目になってて、結局こういうとこでテンション作るのが、キモなんだろうな。
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響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)
響~小説家になる方法~ 2 (BIG COMIC SUPERIOR)
響~小説家になる方法~ 3 (BIG COMIC SUPERIOR)
響?小説家になる方法?(4) (ビッグコミックス)
響?小説家になる方法?(5) (ビッグコミックス)
響~小説家になる方法~ 6 (BIG COMIC SUPERIOR)