香月美夜・鈴華「本好きの下剋上」

コミック版第6巻。マインはフリーだとギルド長のおかげで身喰いの発作をなんとか乗り越えたものの、それは一時しのぎの対症療法にすぎない。貴族と契約して飼い殺しにされながら生き延びるか、限られた時間を家族と共に過ごすか、マインは決断を迫られる。
「本好き」ではこの後も様々な家族の物語が語られるし、コミック6巻の中だけでもマインの家族の他にルッツの家族、フリーダの家族のそれぞれの親子関係が出てくる。これだけ親子の話が繰り返し出てくる物語も最近だと少ないような。それぞれの絆に説得力あるし。
身喰いの運命と戦って自分の未来を切り開こうとしてるフリーダは、あどけない外見と抜け目のなさも含めて、とても魅力的なキャラクターなんだけれど、なかなか出番に恵まれないんだよなあ。
マインの洗礼式の晴れ着のデザインが絵で見られるのはコミック版のいいとこだね。おまけの書き下ろしSSは貴重なフリーダ視点です。7巻で第1部完結とのことだけど、続けて第2部もマンガ化してくれるのかなあ。第1部は割と中世ヨーロッパ生活シミュレーションみたいな感じだけど、第2部入るとまた世界が変わるからね。
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「本がないなら作ればいい!1」 本好きの下剋上(コミック)
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「本がないなら作ればいい!2」 本好きの下剋上(コミック)
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「本がないなら作ればいい!3」 本好きの下剋上(コミック)
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「本がないなら作ればいい!4」 本好きの下剋上(コミック)
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「本がないなら作ればいい!5」 本好きの下剋上(コミック)

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