はたらく細胞

人体の細胞を擬人化して解説つけながらインフルエンザだの花粉症だのをドラマ仕立てにしたアニメ。学習アニメのような、でもドラマチックな演出が勝ってるような、微妙な感じ。ドラマ部分がベタなので、もっと科学ネタに寄せた方が好みかなあ。
赤血球にしろ白血球にしろ「同じ細胞がたくさんいる」訳だけど、「赤血球キャラ」「白血球キャラ」は特定してキャラ立てないと話が混乱してわかりやすいドラマ仕立てにはならなくなっちゃう。なので主人公キャラの赤血球ちゃんとその他大勢の赤血球といった切り分けになってる。見てると、人格あるの一人だけ、みたいな印象になる。もちろん全員それぞれキャラあります、となるとわかりにくくなりそうだし、それぞれ一人にまとめちゃって感染だの免疫だのを象徴的になぞるようなことはしたくなかったんだろうとは思うけれど。なんかこういう処理はあまり他で見ない気がする。