ゴブリンスレイヤー

原作はWEB発祥といっても「小説家になろう」とかではなくてやる夫スレに発表したネット小説をベースに書籍化したものです。暗闇の洞窟の中でゴブリンに襲われて涙目絶叫中のヒロイン、ほとんど悪役のように登場する主人公、とハードなダークファンタジーの雰囲気をストレートに伝えるアバンの後、女神官さんのギルド登録から駆け出し冒険者パーティーに参加してゴブリン退治へと向かう流れをテンポよく進めていきます。
いきなり蹂躙される初心者パーティー、追い詰められる女神官さん、そしてゴブリンスレイヤー 登場からのゴブリン鏖殺とテンポよくアクションを畳み掛けて行きます。
最初に原作小説読んだときは、最初に登場した冒険者パーティーが、確かにフラグ立てまくりとはいえ、アッサリと容赦無く殺されていくのにびっくりしましたが、本作の世界観や舞台設定、キャラ紹介など、必要十分な情報をコンパクトに、かつ印象的に伝える、うまいエピソードでした。
原作版とコミック版のいいとこ取りみたいな感じで、期待できそう。
駆け出し冒険者が洞窟の中で長剣振り回して、岩の天井にぶち当てて不覚をとるんだけど、放送後のtwitterのTLで、部屋の中で木刀とか振り回して蛍光灯割った思い出がいっぱい流れてて草。