ゴブリンスレイヤー #2 小鬼を殺す者

ゴブリンに蹂躙された村の生き残りだった、ゴブリンスレイヤー の過去、そして女神官のOJTやってる現在、幼馴染の牛飼娘の牧場に居候してる日常。アニメ1話につきおよそ原作60pくらいずつの分量で進んでる。OPとEDが付きました。
原作だと牛飼娘視点、受付嬢視点、ゴブリン視点とゴブリンスレイヤー の周りからいろんな描写を積み重ねていくためにページ数使ってるんだけど、アニメだと視点の切り替えはカットを変えるだけですんだりする。
牛飼娘っていうけど牛が全然出てこないな。巨乳ってだけの意味じゃないだろうな。中世ヨーロッパ風、と言いつつ牧場はなんか西部劇っぽいし、下着とか時代考証してなさそう。ゴブリン周りの設定とそれ以外で、結構熱量というか、リアリティのレベルが変わる。
流石に兜かぶったままの食事は、絵にできなかったか。対ゴブリン戦の描写はこだわり抜くんだけど、それ以外は徹底して記号的に処理してるんだよね。固有名詞が一切出てこないんで、むしろ意識的にしてるんだろうけど。原作だとTRPGのメタ小説化みたいなとこがあって、コミック版はその辺カットしてるんだけど、アニメはOPにダイスを象徴的に使って、原作の構造というかスタンスを意識した作りになってる。