ケムリクサ #8

赤い霧を発生させている赤い根の根本を断つために谷へと降りていった一行。次から次へと襲ってくる赤虫はキリがない。そこに、なぜかワカバに懐いてる白虫が現れた。
白虫は、ドローンのような自律歩行する機械で、話しかけるとディスプレイに文字を出力して会話できる。どうも白虫が赤い霧に侵されると赤虫に、青い霧に侵されると青虫になるらしい。白虫、見たまんまルンバとか言われてるけど、なんだかけもフレのラッキービーストをどうしても思い出してしまうよな。その白虫が付近の地図を見せてくれたので、一行は赤い根の先端を迂回して、島の奥へと向かうことができた。
山を貫く急勾配のトンネルを登って、反対側の中腹に出たところに打ち捨てられたフネがあり、その中には何台もの白虫が待機していた。「船長」の命令を待ってずっと待機していた白虫たちは、ワカバの命令を受けると喜び勇んで通路を塞ぐ赤い根の排除に向かい、赤虫になる前に自ら機能を停止する。
なんか攻殻機動隊SACタチコマを思い出してしまった。
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG #25 憂国への帰還 - ねこまくら
ただ違うのは、ワカバは実行の許可を出してること。あまり結果とか深く考えずに許可したっぽいだけに、指示する者の責任の重さに激しく動揺する。そして動揺するワカバを見て、リンもまた未知の感情を揺すぶられる。
しかしこういう機械とか動物の健気さって、定番のネタではあるんだけれど、心に刺さるなあ。
やはり白虫も赤虫も、壁もとにかく動いてるものはみんなケムリクサで動いてるらしい。「最初の人の葉」は今リンが持ってて、それが何かカギになってるらしい。6姉妹は、目、耳、鼻、舌、皮膚、体力?に特化してるらしい。耳がリツ、舌がリナ、皮膚がリクでリンが体力?リョウとリョクが目と鼻なんだろうけど、どっちがどっちかは分からん。
なんで山の中に船があったのかと思ったけど、湖が干上がったってことなんだろうな。