五示正司・びび「ひとりぼっちの異世界攻略」

とある高校の昼休みに、突如異世界転送の魔法陣が教室を包み込む。クラス全員がそのまま異世界へと送られるが、今さら異世界転生とか付き合えないと無駄に抵抗した主人公は、一人だけ別の場所に送られてしまい、貰えるはずのチートスキルは「体操」とか「歩行」とか「器用貧乏」「木偶の坊」と、残り物を押し付けられることになった。他のクラスメートとも逸れてしまった主人公は、ハズレの地味スキルを組み合わせながら、単独で異世界攻略を始めることになる。
とにかく一人で際限なくボケまくりツッコミまくる。書籍版だと読んでてだんだん疲れてくるので、マンガ版がちょうど良い感じ。ただ、書籍版の方がスキルの使い方を試しつつアレコレ工夫して、バトルの練習するプロセスが試行錯誤も含めて詳しい。わりとラブコメ。とりあえず3巻で最初の話が一区切りつく。