DearS

とにかく録画を消化してかないと。
ハーレム状態の中で主人公が過剰に倫理的だったり禁欲的なのは言うのも野暮な「お約束」なのかもしれないけど、馴染めないなあ。うる星のあたるとか、GS美神の横島とか、ビッグヒットをとばした主人公はだいたい享楽的な設定なのに、フォロアーが続かないのはそれだけむずかしいってことなのか。

ニニンがシノブ伝

サスケって学級委員だったのか、っていうかそもそもサスケって個人名なのか。脈絡もなにもあらばこそ、暴走するギャグをつめこめるだけつめこんだ息をもつかせぬ30分。堪能しました。「せめて、脈絡をくれ」というギャグはどこで読んだったかなあ。
来週は最終回。黒シノブってのはどうなったんだ。

マリア様がみてる〜春〜 「青い傘」

祐巳ちゃんの顔が妙にかわいいというか子供っぽいな。場面毎に顔は変わるし、背も高くなったり縮んだり、作画はかなり難あり。
先週以来、原作のプロットをただなぞってるだけという感じが拭えない。加東景の下宿のエピソードとか、原作通りにやってたら時間がいくらあっても足りないのはそうなんだけど、サトセイとカトケイの関係とか、細かいそれぞれの気遣いがよくわかんないし。結局由乃が原作にないセリフで祐巳の魅力を説明しなきゃならないハメになっている。細かいエピソードを丹念に積み上げて作り上げている情感とか感情の流れがすっとんじゃってるんだよね。祐巳のもってる生命力というか、ネガティブになりきれない前向きな活力が彼女の一番の魅力だっていうのがはっきり見える話なのに、なんかそのあたりが抜け落ちちゃったなあ。
堂々の登場でタンカをきる瞳子ちゃんがやたらとカッコよかった。でも「筋合いなんてあってもなくても、私は言いたいことは言うんです」ってセリフは瞳子ちゃんらしいいいセリフだと思ってたんでカットされて残念。