魔法使いの嫁 #14 Looks breed love.

灰の目が持ってきた人狼の毛皮でいきなりキツネ?に変身したチセは、野性の呼び声に導かれて夜の森の中を駆け出す。でも寒いのはイヤだからあっさり戻る。
で、平和にベッドに潜り込むと、今度はリャナン・シーが泣きついてくる。リャナン・シーは吸血鬼だから、人間の男を愛するということは、才能を与えて命を奪うということ。ジョエルを殺したくない彼女は才能を与えず、ただ側で見守るだけだったのだが、それでも人間に取り憑いていることには変わりなく、ジョエルは衰弱し、枕が上がらなくなる。
チセは、せめてジョエルにリャナン・シーの姿が見えるようにと、妖精の塗り薬を作ろうとする。エリアスは、無茶なしないでねと言うけれど、5日不眠不休で作る魔法薬と言う時点で無茶してると思う。
自分が愛する者を取り殺してしまう妖精と、妖精に魅せられて死を従容として受け入れる男の、美しく残酷な恋の話。
で、妖精の塗り薬は人間が作るのはご法度ということで、妖精王オベロンが薬の没収にやって来ます。一応リャナン・シーが使うまでは待っててくれたみたいだし、もうチセも使う予定なかったので素直に渡すんだけれど、そこで突然の吐血です。やっぱり無茶だったんだよ。