安全保障
一番「国」を意識する局面。北朝鮮による拉致事件とかイラクの人質事件とか、或は中国潜水艦の国境侵犯とか一連の日中国境紛争とか。「日本」としてどうするんだという「国」の枠組みがもっとも意識される。自衛隊の海外派遣とか国連の安保理常任理事国になるかならないかとか、ニュース的にはいろいろある。あんまり身近ではないけれど、海外リゾートで大津波に巻き込まれたりした時はやっぱり日本大使館が頼りにならないとものすごく困るだろうとか考えると実感できるのでは。
経済政策
金融市場関係のお仕事ですとやはり、国の政策がどうなるかというのは影響が大きいですから。金融市場に参加してる銀行とか証券会社とか、その他の一般的な民間企業もみんな基本的には「儲けるため」に動く。「経済合理性」と言いますけれど、損は避けるとか安くていいものを選ぶとか損得で動きます。ところが「国」は個々の損得とは別の「政策意図」をもって動くわけです。他と違って、しかも影響力が大きいから、当然意識しますわなあ。
一般的には、「税金」でしょう。所得税や消費税が上がったり下がったりするのは国の仕業です。
