キーワードルールの続き

id:mitty氏にコメントいただきました。なぜ名詞だけなのか理解したというわけではないのですが、今回のはてな運営サイドの見解を素直に読めばmitty氏の整理されたところの、ベータユーザー間の合意に従った解釈が妥当であり、ルール3の有用性を名詞以外に拡大していくのは濫用の誹りを免れないと言えるでしょう。ガイドラインとしては、おっしゃる通りはてな固有の意味が加わっているものに制限するような文章があれば、かなり明確になると思います。
私が気にしているのは、一部のユーザー間でのローカルな合意と、全ユーザーに対して有効な合意との線引きの問題です。はてなダイアリーガイドにのせる、という形なのかなあ。
_追記
id:sugio氏のコメントへのお返事。
ユーザー間の合意の取り扱われ方としては、ガイドラインなどに取り入れられる形でオーソライズされるか、トラブル解決の事例として慣習法のように積み重ねられていくか、といったあたりが建設的な可能性だと思います。現実には、合意のされ方の濃淡や、新規ユーザー増加による変動などによって影響力と言うか強制力というか、正統性の源泉としてのポテンシャルに幅があるわけです。
「ルール3の解釈」は、ユーザー間の合意というよりはもうちょっとオーソライズされた存在なんだと思いますが、なにかそれに見合った形式がほしいように思います。
「キーワードにとって誤爆率の高さはマイナスの属性であって、削除の理由になったり誤爆回避キーワードの登録根拠になる」、というのは、事実として全ユーザーに影響を与えている「ユーザー間の合意」だと思います。このへんが一番扱いがむずかしいかもしれません。
「合意」という言葉は不適当かもしれませんが、キーワードのバックリンク用に関連語を入れたり、登録用テンプレートを推奨したりするのは、ローカルで影響の度合いも限られた「ユーザー間の合意」という認識です。こういうのはガイドラインでも推奨の形で取り入れやすいように思います。