まず、現行ガイドラインの項目「どういう理由に基づいて削除提案ができるのか?」の内容についての追記であるという前提で考えます。現行ガイドラインをそっくり置き換えるわけじゃないですよね?
レベルで分けるという記述は分かりやすいと思いますが、レベル分けの実効というか、具体的な削除手続きにおける差異を考える必要があるのではないでしょうか。具体的な内容以前に、具体的な削除手続き上でのレベル分けの位置づけが気になります。
- レベル0
- hatenadiaryによる、削除カテゴリーを経ない強制削除対象
- 発見者はメール等でhatenadiary宛通知
- レベル1
- 該当項目をコメントして削除カテゴリーに移動
- サルベージには、指摘項目に該当しない反証が必要。
- レベル2
- 該当項目をコメントして削除提案
という感じだと思うのですが、「削除提案」が「削除カテゴリーへの移動」だとすると、レベル1とレベル2を分けても、あんまり意味がないような。削除に反対する人がサルベージすれば、現実的にはレベル2として扱わざるをえなくなる。
とすると、必要なのは、レベル1に関して判断基準として扱いやすい記述と、レベル2への移行手続きということになる。
現状で発生する削除とサルベージの繰り返しについて、なんらかの適正手続きが提案できればいいんだけれど。
とりあえずのメモ。
- 追記(2003/03/22 0:01)
関連
http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20030003
改訂ガイドラインは、削除するときの根拠の例示というか、同意が得やすい削除理由を列挙してあるという位置づけになるのかなあと思います。ただ、抽象的な概念区分は必ずしもわかりやすい表現というわけでもないし、またわかりやすく表現することにも差し障りがあったりで、隔靴掻痒。削除されたキーワードとその理由や関連議論のリストとかの方が使いやすいかも。ということで、ガイドラインを詳細にしていくことには反対ではないけれど、積極的に賛成でもないです。
わたしも削除・サルベージの回数制限には賛成です。
>id:lovelovedog, id:sasada