げんしけん

id:kanryo:20041113のコメント欄で「げんしけん」と「究極超人あ〜る」の比較論が交わされてる。あ〜るの連載は85年かあ、もう就職してたよ。私が「直撃」されたのって、ド根性ガエルとか、そのへん。でも個人的にはhisane氏のコメントに一番共感した。

hisane 『 個人的には「ああっ女神様」の方が「あーる」に近い気が(まあ、部活話がメインの時限定ですが)
 「あーる」を読んだ当時(中3)、なんとなく思ったのは、部活系漫画の主流である「最後は優勝かチャンピオンになる→だから頑張る」という流れに対して、「特に立派な目標を立てずとも、自分達が面白ければそれでよい」という感じの「気楽さ」が心地よいなあ、と。
まあ、大げさな言い方をすれば、中途半端な文系クラブの現状をそのまま肯定してくれたのが「あーる」であり、その是認に対する喜びが「あーるの呪縛」というものではなかろうかと。
 個人的には「げんしけん」は中途半端に登場人物がまじめなので、そこが物足りない感じはしますね。「光画部」は憧れるけど、「げんしけん」は憧れの対象にはならない、というのが「違う」とか思われちゃうトコなのでは。』

あ〜るって、光画部を足がかりにして、世界を遊び場に変えてこうというベクトルだから、すでに遊び場になっちゃった世界の中にいる「げんしけん」とはやっぱり方向性が違うような。フツーだった人が染まってく楽しみ、というのはどっちにもあるかもしれないけれども。
むしろ大学ネタつながりで「動物のお医者さん」とか雰囲気似てるような。
あ、あ〜ると動物のお医者さんの共通点。どっちも非常識な先輩が卒業しても学校に来る。