装備の充実した強盗が大挙して襲って来たのも、双葉が消えたのもすべて錬金術の精華であるガーゴイルを試すためだった。ああ、ちゃんとつながってるんだ。欠けた耳はちゃんとくっつくんだろうか。
ガーくんの大仰なセリフが若本さんの声で愛嬌になってたり、アニメ的な変形とかさせず、表情も変わらない石像で鈴をチリチリ鳴らすのが感情表現になってたり、うまい見せ方だなあ。単純なギャグキャラにしないところがいいです。
悪役なのにいい子ぶりたい見栄坊な東宮のボンボンもいい味出してる。石像同士のバトルはカッコいいし、小気味良いカットでいいテンポを作ってた。でも東宮のボンボンを殴るのはあくまで吉永兄妹なんだよね。錬金術師同士の確執とか絡めて、SF考証ならぬファンタジー考証がけっこうしっかりあったりするのかもしれないけれど、最終的にご町内コメディの枠内にキチンと落とし込んでます。
たてがみのカケラを集めてもらってるケルプも好き。
