感想調査

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2007冬(2006/10-12月期終了アニメ)調査

01,009-1,x
02,働きマン,x
03,ケモノヅメ,x
04,はぴねす!,F
05,僕等がいた,A
06,バーテンダー,x
07,N・H・Kにようこそ,B
08,HANOKA〜葉ノ香〜,x
09,あさっての方向。,x
10,ちょこッとSister,F
11,銀色のオリンシス,x
12,NIGHT HEAD GENESIS,x
13,少女チャングムの夢,F
14,ProjectBLUE 地球SOS,x
15,BLACK BLOOD BROTHERS,x
16,くじびきアンバランス,B
17,Funny Pets 2ndシーズン,x
18,イノセント・ヴィーナス,x
19,魔法食堂チャラポンタン,x
20,らぶドル 〜Lovely Idol〜,F
21,乙女はお姉さまに恋してる,F
22,ギャラクシーエンジェる〜ん,F
23,ザ・サード 〜蒼い瞳の少女〜,x
24,爆球Hit!クラッシュビーダマン,x
25,ツバサ・クロニクル 第2シリーズ,x
26,BLACK LAGOON The Second Barrage,x
27,Gift 〜ギフト〜 eternal rainbow,x
28,砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン2,x
29,ワンワンセレプー それゆけ!徹之進,F
30,増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 2,x
31,夜明け前より瑠璃色な -Crescent Love-,F
32,マージナルプリンス 〜月桂樹の王子達〜,x

以下注意
33,ウサハナ(キティズパラダイスPLUS内),x
34,けろけろけろっぴ(キティズパラダイスPLUS内),x

上記2作品は終了が確認できておりませんが、
終了の可能性があります
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全体にちょっと甘めになってしまった。でもSは無し。少ない本数を切りまくって、評価対象はわずか3本だった。
僕等がいた
重層的なコマ構成やモノローグの多様で達成された少女マンガの心理描写をアニメで表現した。片目省略されたり、表情トバしたり、多用され過ぎた回もあったけど、全体としてはかなり効果的でした。音楽の使い方もよかったし、主役のささきのぞみも新人ながらがんばってた。原作が連載中なだけにお話として終わってないのは仕方ないけれど惜しい。
「N・H・Kにようこそ」
タイトルに「!」がつくのが正式なのでは?
「逃げ場なんてない」カフカ現代社会の地獄巡りをゆる〜く描いた24回。現実逃避しても逃げ込んだ先にはもっとヒドイものが待ち構えてる。主人公の佐藤の内面が見事にカラッポなまま周囲につき動かされてくだけなんで中盤えらくダレたけど、キャラの中でもヤバ気だった岬を最後に主人公らしく救う展開でお話としてはまとまった。
自分の存在の根拠を求めて、自分以下のダメ人間の保護者になろうとする少女というと、大島弓子「バナナブレッドのプディング」の三浦衣良が思い浮かびます。やっぱりよくわからない理屈で人を振り回すんですけど、自分の感情を忠実に言語化しようとするけれどそれが個人的すぎて理解されないという状況でした。岬ちゃんは、自分の感情が信用できなくて形式論理に頼ってる点で、妙に高圧的だったりしてました。契約書が最後で双務的になってたあたりで、変化を表したんでしょう。
まあ、なんにも解決なんかしなくてもとりあえず生きてれば世界は回るよというラストは70年代の青春映画を思い出させるけど、このアニメにふさわしい終わり方でよかったんじゃないかな。最後にNHK協会と岬ちゃんの神様が結びついて、神様なんて人生の不条理を捨てるためのゴミ捨て場だという宗教観がボンと出てきたのは面白かった。
くじびきアンバランス
げんしけんメンバーのツッコミが的確すぎて感想サイト泣かせでした。しょっぱなから「くじびきの設定もてあましてる」と言われて、最後までそのまんまだったからなあ。咲ちゃんにも「なんで暗いの」とか言われるし。ホント、なんでこんな重たくしたの?そもそも途中で監督が変わったり、ちょっとアレだった1作目をなかったことにして再アニメ化したという設定からして、ネタアニメを目指してるとしか思えない。
テンポのいい学園ドタバタとじっくり描く心理劇とそれぞれ単体では面白かったけれどなんだか最後まで水と油で馴染まなかった。後藤邑子アニメとしては名作だと思う。
少女チャングムの夢
まあ少女版一休さんみたいなもん。よくできたファミリーアニメという感じで悪くはないんだけれど、放映が飛び飛びで、見逃してそれっきりになってしまいました。
料理人の話で、韓国の見慣れない食材や料理がバンバンでてきて、おいしいおいしいと言われてもピンとこないのはもったいなかったと思う。
ギャラクシーエンジェる〜ん
オープニングは去年のベスト5に入るだろう気持ち良さだったけどねえ。多分岸誠二監督とは趣味が合わない気がする。