１ヶ月間の怒濤のような準備期間が夢のように過ぎ、学園祭当日の生徒会本部はぽっかり静かな空白地帯。
紛れ込んできたチンピラを追い出すとかもあるけど、エピソードがどうとかより展開のテンポで見せちゃう感じ。なんかヒネるかと思ったんだけど、思い出の印象度合いにあわせたようなアクセントでとても気持ちよく見られました。後半のライブも、動きもよかったけどむしろカット割りとかで勢いつけてる感じ。作画アニメというより演出アニメとでも言った方がいいかも。見てるとうまくのせられちゃうんだけど、じゃあ署名集めてたときバンドの子たちってなにしてたの、みたいな。主催者側では、みかんやたかちゃんが今なら見えるよとか言い出して学園祭の意義ってやつも意思疎通できてたようだけど、一般生徒にとって楽しいだけの学園祭をここでやる意義ってのはそれぞれ見出し得たのか、実のところよく分からん。まあなんだかんだ言って楽しんじゃったのが勝ち、くらいなんでしょうか。
物語としては、みかんが、まなびの見てるものが見える、と言うところまで描ければよかったんだろうけど。
え、バンドリーダーって長門だったの。しかしNANAとかのだめとか、音楽もののアニメでもこのくらい演奏シーンは動かしてくれたらいいのに。
