Project BLUE 地球SOS #12 超兵器出撃!地球最期の戦い!(後編)

最終回。科学と理性が切り開く未来への無限定な信頼が面映いです。エレメントXで地球人に戻る筈が溶けてしまったバグア遊星人の亡骸に語りかける博士の立体映像から人智の限界とか無力さを誰も感じたりしないのが不思議かも。
バグア遊星に突入するユニバースナイト。ジェームスは脳手術を受ける前に運良く抜け出せたって、どうやって?でも不死身だと言いながらわりとあっさり殺されてるなあ。最後はガミラス本星に突入したヤマトとか思い出した。この星には二十人くらいしか住んでないのか、みたいな。
マスターインファーベルとしてマーガレットがペニーと時間と空間で遠く隔てられる結末もなんだか昔のSFっぽくって懐かしい。
とにかく徹底したアナクロニズムを現在望める技術の粋を尽くして追求したアニメ。レトロモダンなデザインをアレンジするセンスはサイコーでした。