大人には分からない！とか叫び出すレイジ、って中二病かよ。
レイジは秋さんとの思い出に囚われて「りんを守って」という言葉にすがりついて、りんの気持ちを見失っていたということなのね。まあ若紫妄想よりは健全っちゃあ健全、なんだろうな。心理的な葛藤とか抑圧の表現として異常行動をもってくる演出が最近やたら多いような。りんも折り鶴はじめちゃうし。りんは常に空気のように愛情を感じてないと、たちまち窒息してしまう。
りんにとってレイジは秋さんの死後、最もつらい時期を支え合って過ごした特別な相手であり、だからこそレイジを傷つけたくないという想いが強く出るのかなと思ったんだけれども、ただ一言も話さなくなったりんの口をひらかせたのは黒ちゃんなんだよねえ。もしかして、りんがその後もう一度レイジを救ったのかな。だから、りんにとってレイジはむしろ守りたい相手だったとか。まあ互いに相手を守りたいという意識において対等、ではある。で、青木先生に守ってもらう立場を受け入れる前にもまず対等であることを要求する。
とにかく強引な修正の多さで、ギャグのほとんどは意味不明だし、演出意図の理解にもおおいに支障をきたすほどでした。ただ、レイジにしわ寄せして強引に話をまとめた感は拭えない。
