GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- #10 善意の花

トリエラがマリオの娘を護衛する話、だけどトリエラが義体になる事情を描いた回想シーンがメインになってた。護衛の話は原作だともっと続くんだが、ふつうの女の子の視点を使ってヒルシャーとの関係を描くポイントだけ取り出して終わりなのか。そろそろピノキオとの対決に向かって絞り込んで来るのかな。
法医学の先生が自分の命と引き換えにしても助けようとした女の子がトリエラだ、とは直接は言ってない。もちろん視聴者がそう予想するような構成になっているんだけれど、最後のトリエラが見た夢の話で現在と平行して描かれていた回想が結びついて余韻を残すという終わり方が、快楽のために子供を虐殺するというような酸鼻なエピソードの後で、救いになっている。
こういう感傷的なところがガンスリらしさなんだ。