ef - a tale of melodies.  #11 reread

色がつくのは気持ちがいいねえ。
これまでの単色スポットライトが各色混ぜ合わせたカクテルライトになり、赤や青の影ができる。これまで何度も追いつめるために使われた畳掛け演出が、清心の解放の表現に使われる。前期OPの「救い」バージョンも出て、これまでネガティブな方向にぎりぎりまで突き進んでいた物語が一気に巻き戻されていく。
ミズキの想いを受け入れた久瀬は、初めて勝ち目の薄い勝負に挑む。成功率の低い手術を受けて、僅かながらでも二人で生きられる時間を得ようと決意する。
心臓の手術だと、患者を人工心肺につないで、その間心臓を止めて手術するから心停止は死亡を意味するわけではないはずだけど、心電図がフラットになって、ミズキの独唱が続くととてもそうは思えない。最後に心拍が戻ったような描写が手術成功を意味してるのか?
絶望の淵から久瀬を救うミズキちんは聖母のようですが、それでも病人のお腹に蹴りいれたりしたらいかんぞ。