フェイクオープニングから入っても、ちゃんと正式なOPも流す律儀さがＮＨＫアニメ。
凡庸な日常を諦念まじりに愚痴るような呟きの導入は定番なんだけど、あらためてキョンの語りは巧かったなあと感じる。
ほぼ原作通りの忠実なアニメ化だけど、アニメで見るとまた怒濤の急展開が強調されるような。デスノートみたいなサスペンスを怒濤の急展開で押しまくるというのはともかく、この原作はジャンプ編集部内を細かい数字も付けて描写したり説得力の「リアリティ」を売り物にする一方で、人間ドラマでは怒濤の急展開で押しまくるという海外ドラマみたいなことをやり続けてるので、アニメシリーズもけっこう盛り上がるかもしんないねえ。
