魔法少女まどか☆マギカ #8 あたしって、ほんとバカ

成長途中の女性を少女と呼ぶのなら、やがて魔女になるきみたちのことは魔法少女と呼ぶべきだ。
キュゥべえの本当の名がインキュベーターなのだったら、それは魔法少女を育てて魔女に孵化させる者ってことか?それとも魔女と魔法少女の輪廻を回すことで、さらに別のナニかを孵化させるのか。
ソウルジェムを浄化せずに濁らせて、さやかはついに魔女化してしまう。希望と絶望は差し引きゼロ、一人を助けるとその分妬みや嫉みも生まれる、とさやかは言う。それがソウルジェムの濁りなら、濁りを吸収したグリーフシードを食べるQBは負の感情を集めてることになる。それでなにかを孵化させるというんなら、それはやっぱりロクでもないものなんだろう。
まどかの契約を阻止するために、いきなりQBをハチの巣にするほむらさん。パねえっす。ほむらに殺されるのは二度目だそうだけど、自分の死体をむしゃむしゃ食べるQBもトンでもないな。
ほむらの能力は時間を操ることらしい。まどかを魔法少女にしないためなら、手段を選ばず、さやかを殺すことも厭わない。やはり、まどかが魔法少女になることで訪れる不幸な未来を回避させるために未来から来た、とかそんな感じなんでしょうか。まどかの前で泣きながら言ってた、まどかを大切に思ってる人って、まどかの母親なのか、ほむら自身のことなのか。ほむらが母親、ってことはないよねえ。
しかし、密度が濃いというか、やたら盛り沢山な回だった。さやかを庇ったり、杏子はどんどんいい奴になってるな。ほむほむとの密談中に揺れ動いてたギロチンみたいな影は、めっちゃ気になりました。