神様ドォルズ #13 隻・枸雅匡平

原作未読者はカヤの外ですかそうですか。
バラバラな話はバラバラのままで、なんにも終わってません。匡平から詩緒がククリを取り上げて、それをまた匡平が奪い返したってこと?それがなに、という感じですが。
もう自分の手は血塗れで、今更後戻りはできないと言うアキと、匡平が子供の頃の思い出を懐かしく話したりするのは、30年くらい前の青春ヤクザ映画とかみたい。その後の仁義なき戦い、とか。でも虚無感とか喪失感とかは皆無なんだよなあ。結局アキって、縛られて転がされてるばっかだし、最初と最後だけワルぶってカッコつけられてもなあ。
設定とキャラとプロットが生煮えで、それぞれバラバラのまま寄せ集めただけ、という感じでした。