南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍部隊が自衛隊から弾薬譲渡を受けた経緯について、韓国国防省の柳茂棒(ユムボン)国際政策次長は30日の国会答弁で説明した。「部隊長が、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に支援を要請した。日本と米国が応じられるという回答を得て、日本側に(支援してもらえるか)聞いた」と述べた。

韓国政府はこれまで(1)予備を確保するため一時的に借りた(2)国連を通じて要請した−として「緊急性」はなかったなどと主張。「韓国軍から直接、要請があり緊急性も高かった」とする日本側の説明と食い違っていたが、答弁によって韓国側の説明が虚偽だったことが明らかになった。

感情的な世論に迎合して政府はその場限りのごまかしに逃げ、現場が犠牲になる。まるで戦争中の日本みたいです。