http://deztec.jp/mtr/06/molester06.shtml
サイトの方でより詳しい説明がされているようです。メンタル系と痴漢とどっちの話題で盛り上がってほしかったのか徳保氏自身にもよくわからないようです。って、なんか自分の文体が最近どっかで見たような感じになってると思ったら、これではまるでダークマターではないですか。
ナツ氏が問題を一般論に拡大せずに特定化させることにこだわるのは、性犯罪の特殊性を希薄化させないためだと思います。徳保氏が問題を一般化することにこだわるのは、自分の土俵に持ち込みたいということも当然あるんでしょうけれども、よくわかりません。あらためて徳保氏の文章を読み直すと、性犯罪を相対化しようとする文章の多さに驚かされます。
痴漢に対する実効的なリスク管理が具体的にどういうものかはわたしにはわかりません。ただ一般的に、失敗する/損失を被る可能性をリスクとして捉えて管理するということはあるけれど、失敗したあとで「そらみたことか」と笑われるかどうかを独立したリスクとして管理するってことがあるのでしょうか。失敗そのものより、失敗を笑われることをおそれる心理というものもあるからアリなのかなあ。
全然関係ないけど、銀行とかの規制業種で横並び意識が強くなるのって、みんなで同じことやって失敗すれば政策的に救済されるけど、よそと違うことやって失敗すると詰め腹を切らされる可能性があるからだったりする。「リスク管理」によって多数派に従うことでモラルハザードが拡大する罠。これを合成の誤謬という。(ちがうって)

一方でこんな記事もありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030616-00000405-yom-soci
万引きして逃げ出した少年が電車にはねられた事件の続報です。