キーワード「はてな事務局」

質問に質問で返すだけというのも心苦しいので、回答を待たずに順番に敷衍説明をしていきます。ただ、質問の意図するところとズレていたり曖昧であるなら指摘してください。また、日記を書いた7月6日現在と今ではキーワードの説明文も変わり、gliff氏の新たなコメントもついているので、それをふまえてあくまで現在の時点で説明します。遡っての説明が必要であればお知らせください。
まず、キーワード「はてな事務局」に対して感じたのはキーワードとして登録する意図なりロジックが不明であることによる違和感でした。それをどう理解しようか考える過程で、いくつかアタリをつけてみたのが7月6日の記述です。理解に至っていないので、「よくわからないキーワード」と題し、疑問点を箇条書きにしています。
その後キーワード「はてな事務局」に7月21日づけで付されたgliff氏コメントでは、「はてな」の意思決定機関を明示的に示す単語がほしいとのことでしたので、それであれば7月6日にあげた疑問の大きな部分については解消されたと思います。ただ、現在そうした用語としては、「(はてな)運営サイド」「近藤さん」といった語が使われているようです。株式会社はてなの内部実態についてわたしは具体的なことはなにも知りませんが、数人規模の小さな会社の常として「社長の意思=全員の意思」という形でないとやっていけないでしょうし、現在そう看做すことに不都合を感じていないので、わたしは「近藤さんの意思」「近藤さんが決める」というような表現で特に違和感は感じていません。逆に「事務局」というと意見をとりまとめたり資料を準備したりというイメージで、意思決定機関と言われるとかなり違和感を感じます。事務局がトップにくるのって、典型的な官僚組織だと思います。もちろん「はてな」が自ら使う呼称であれば、事務局であろうと書記局であろうとユーザーとしてそれを使うことになるだろうと思いますが。
gliff氏の議論の進め方に対する違和感については、mitty氏による詳細なフォローがありますので、特にここで補足はしません。gliff氏はご存知と思いますが、一応メモとしてhttp://d.hatena.ne.jp/mitty/20040706#p2