文化的な見識

烏合の衆が手がけて意味のあるものとそうでないものを截然と分けるのが、文化的な見識というもの。みんなで wiki をつかって詩を書きましょう、なんて吐き気がするでしょうが。

 まったくその通りだと思うのですが、それを截然と分けるかどうか判断できなくなってくるのが、いま人類が直面している情報洪水ではないでしょうか。そういうとき、烏合の衆だけでなんとかしようとして試みられているのが検索エンジンWikipediaのたぐいなわけで。
 なので、そういう試みはしておいて損はないし、むしろ人類文明の生命線になるかもしれないと思うのですが、どんなもんでしょうか。

引用したのは、Wikipediaに関する話題だけれど、はてなキーワードにも通ずるところはあるかなと。ダイアリークラブとか実際みんなで詩を書いてたりするわけだけれど、だからこそ特別のカテゴリーになっているわけで、キーワード一般とは豁然と分かれている。登録されたキーワードに意味があるかないかを問うことは文化的な見識というものなんだ。