パリに戻ったアルベールを待っていたのはモルセール将軍を取り巻くスキャンダルの渦であった。父の真実に直面させられたアルベールは、告発者エデへの怒りにしがみついてオートルイユの伯爵邸に押し掛ける。しかし、そこでペッポの口から全てが伯爵の企みであったことを知らされる。さあ、我らが若き友人にも美しきものとの決別の時が訪れました。純真、友情、そして信頼との別れが。いよいよ偽りの仮面を脱ぎ捨てた伯爵との再会ですか。対決？でもまだダングラールが残ってるし、まだまだこんなもんじゃないでしょ。また手玉にとられるんじゃないのか。
一方、エドモン・ダンテスと三人の過去の結びつきにたどりついたフランツはアルベールのために急ぎパリに向かいますが……
昔の船員名簿でダングラールの名前を見つけてから、静かに流れ出すBGMがアルベールの心に突如植え付けられた伯爵への不信の高まりのごとく、効果音の雷鳴とマッチしながら次第に大きくなっていくラストまでの流れはただただ引き込まれて見てました。
