エピソード3 でございます。ヨーダさまがますますカッコいい。
デジタルだといくらでもはめ込めるんで、画面の情報量がスゴイことになってます。前作よりは整理されたけど、最初の空戦シーンとかどこ見ていいかわからなくなった。年のせい、ってことはないよね？
舞台が銀河系中に広がって、いろんな惑星が出てくる。どこもここもドラマチックなイメージなんだけど１シーン、チョロッとしか映らなかったりする。ぜいたくというかもったいないというか。なんかテレビシリーズの劇場版を見てるような。
主人公は、話の流れではアナキンなんでしょうが、ダース・ベイダーになるのがゴールだし、ふんだんなアクションシーンは見応えあるけど話的にはどうにも盛り上がらない。パドメは前作からどんどん使えねーキャラになってるし、オビ＝ワンもなんか頼りない。まあ、ジェダイがぶっつぶされて共和国が銀河帝国にならないと第１作につながらないわけで、最後はヨーダさまも這々の体で逃げ出すことになるんですけど。要するに救いがないんです。ただラスト近くになると、１作目の見覚えあるデザインが現れてきて、最後は地平線近くに鈍く赤いタトゥイーンの二重太陽をバックに終わるから猛烈にエピソード４が見たくなる。四半世紀かけたドラマが完結したという感動には抵抗できませんでした。
しかし、俳優が老ける前に三部作まとめて撮った指輪は偉かったなあ。
