蟲師 #09 重い実

光脈を封じた実は一年限りの豊穣と引き換えに贄を要求する。人の手に余る力に頼り、自らその代償を支払うこととなった男は蟲の時間を生きることになる。
人の世とは異なる蟲の時間に触れてしまった不思議、といったこれまでのエピソードとは趣の違う、メタファーの強いエピソードでした。話の流れは「枕小路」にちょっと似てたかな。人間の側の話だけだと、ちょっと生臭くなっちゃうなあ。