舞-乙HiME #26 Dream☆Wing〜夢の在処〜

アカネもニナもやってなかったのね。もうなんでもアリだね。最後は大気圏再突入ですか。それがしたくてわざわざ成層圏まで上ってったんだね。いや、とにかくしっかり話を終わらせてくれてよかった。1時間続けての大サービスで見応えありました。
アリカの無垢な善意に憎悪を燃え上がらせて対抗するトモエはドラマを支えきれないし、ニナは情に負ける。で、非人間的な悪意の象徴が身体を乗っ取ってラスボスになる。ちょっとこのパターンは食傷気味、かな。マシロとニナはそれぞれドラマを背負ってたけど、二つのドラマを結ぶアリカのドラマがどうにも影が薄かったのでどうにもシリーズとしての盛り上がりに欠けた。エルとの楽しい思い出も回想シーンで初めて見るシーンだったりするのはさみしい。セルゲイも世界を破滅に導く危険な三角関係を作るにはキャラが弱かった。ナギも石田彰キャラってことで保ってたけど、オトメシステムのある世界設定がどうも中途半端だからやっぱりストーリーを支えるメインにはなれなかった。ただバトルの見せ方はさすがだった。前シリーズとは対称的に最終回でこれだけ盛り上げてキチンと終わらせてくれたんで、途中さんざん文句言った割に終わってみると印象は悪くなかったりもする。