舞-乙HiME #25 蒼天の乙女

両軍激突、見せ場はたっぷり。さあ盛り上がって参りました。
ユキノの乗艦するエアリーズ主力艦隊を直撃するビーム斉射、あわやという時に盾となって出現する黒い谷の岩山、ナツキを背後から狙う銃口、あわやという時に現れるシズル、と全部そのパターンで続くんですけど、なにしろ持ち駒が多いからネタが途切れない。全編見せ場の連続で畳み掛ける30分、これはスゴイと思った。ハルカも大暴れできたし、舞衣の火の輪くぐりも出たし。シホのマキマキがただのギャグじゃなかったのは驚いたけど、ナツキのロードシルバーカートリッジは嬉しかったし、どんどんこわれてくトモエもよかった。さっすがハンブラビ。しかしアリカってば、友達だとか戦いは止めようとか言ってたわりに、落ちてくトモエは助けないのね。
ああ、ワルキューレの神祖はアリカの母親なのか。そういえばそんな話でしたね。で、ワルキューレシステムを止める、というのはシステムに組み込まれた神祖ごと破壊するということ。急に泣かせに入ったのはビックリしました。アリカは最初っからそのつもりで来たの?最初の段取りではナツキがまず破壊する筈だったから、覚悟はあったんだよね。そのあたりキチンと描いてたら、シリーズ後半締まったんじゃないの?アリカの決意とマシロの器量を示すとてもよいシーンになっていただけに、唐突な感じがもったいなかった気がします。