かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 #12 やがて恋が始まる

これで終わりかよ!
ついにはずむはやす菜を選んだ。それで、とまりと二人で最後に一日遊び回ることになる。チャーハンの大食いから始まっていろいろ回って、日が沈む頃に思い出の川岸にやって来た。
私は大丈夫だからやす菜のところに行け、と涙をこらえて叫ぶとまり。ここで「男だろ」と言うのは名台詞だった。でもはずむが立ち去りかけると、こらえきれずとまりは泣き崩れて、またはずむが戻って来て抱きしめる。ここでまた戻っちゃうからダメなんだが。
まあともかくはずむが去って、あゆきが慰め役で登場。感想サイト見てるとあゆきってはずむ派からもアンチはずむ派からも叩かれまくってるよな。たしかにあゆきのエピソードはいらなかったと思うけど、でも最後に一人残ったとまりちゃんを抱きしめるために出て来たんだからいいじゃん。
で、あとははずむに大好きだと言われると途端にやす菜の病気が治って、宇宙人のポエムがあって、愛が偉大だったりキラキラと光が舞ったりしてエンディング。
病気が治ったし、結局やす菜も引っ越しする必要なくなったんだよな。エピローグになって、朝とまりがはずむを迎えに来てるし、みんなでお弁当食べてるし、元のまんまじゃん。なにが変わったんだよと思ってると、やす菜がはずむを連れ出して何事か囁く。次のカットでははずむが例の川の飛び石を渡って、向こう岸からとまりに向かって「あのね」と呼びかけて終劇。
なに、これで終わり?
大時代なメロドラマみたいなまとめ方もどうかと思うけど、エピローグでそれを引っくり返して思わせぶりにちょん切って、結局なにがしたかったんだ。女の子同士だからって甘えてた、と冒頭にはずむが言ってたけど、まさにそういうアニメだったんでしょ。続きはDVD、とかいう風の噂もあるけど、聞かなかったことにしておく。
でも、各キャラバージョンのEDが入ってるイメージアルバムは欲しいんだよなあ……
作画的には先週よりはマシだったが、おっとこ前なとまりがアオリとか構図で顔まで男っぽくなっちゃうのはどうよ。