N・H・Kにようこそ! #19 青い鳥にようこそ!

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
先週に引き続いて委員長んちの悲惨な内情が執拗に描かれ、つい佐藤も我を忘れて説教始めてしまう。佐藤のセリフを引き出せたあとは後半のラブコメ展開で一息ついて、救いのあるラストにほっとする。題材がデリケートなだけにフィクションとしての都合の良さが気になると言えばなるんだけれど、まあキレイにまとまってて、よろしいんじゃないでしょうか。しかし委員長んちのタウンハウスが借家なのか持ち家なのか。借金は増えてくけど金回りはいい、というやつだろうか。
最近話題のいじめ問題で、学校だけに追い込まれないような逃げ場が必要だという話があって、もちろんそれは正しいんだけど、そもそも絶対安全な逃げ場なんてのはどこにもなくって、逃げた先にだって落とし穴はいくらでも開いてるとか、そんなことを思う秋の夜更け。