アイドルマスター XENOGLOSSIA #6 高度二万米

設定はツッコミ所満載なんだけど、ドラマを盛り上げることに全力を傾注するのはサンライズ的に正しい。欺瞞情報にふりまわされた挙げ句司令部との通信が途絶して孤立無援となるインベル。軌道上から地上へ、そして再び軌道上へと切り替わる舞台。次々に状況が変化していく中で戦う春香。ロボの動きとかもえらくカッコよかった。
円盤状に広がるエフェクトは慣性制御の表現だったのか。慣性制御っていわゆる重力制御なんで、地上におりた後でもコクピット内に水滴が漂ってたのも慣性制御の表現なんだろうけど、水をこぼすカットとかあった方がわかりやすかったのでは。そもそも飛び散った汗がまわりに漂ってるってのもイヤだろ。巨大ロボの力学的言い訳が意識されてたのも意外だったけど、フレームの金属疲労を感知するセンサーが、時宜にあったネタでびっくり。ちょうど、検査を怠り部品交換期間の倍近く使用継続して大事故をおこしたジェットコースターがニュースになってたわけで。
ドロップがいきなり落ちてくるのもどうなのか。重大さを考えたら、十数メートル級以上の破片は残らず監視して追跡しててもよさそうなもんだ。でも、隕石の陰からミサトのロボがでてきたしなんかゆかなのゴスロリ少女が妙な能力もってるみたいだし、隕石の軌道を計算で予測できない事情があるのかもしれない。まあ今後の展開に期待しとく。
ただ、なんでケーブル?が外れたのかとか、ゆかなのパートはよくわからんことだらけだった。風呂に入りながらハッキングしてたんじゃなくて風呂に入ることそのものがハッキングなんだろうか。あまりに表現がぶっとんでてついてけませんでした。