ef - a tale of memories. #8 clear color

千尋が以前のデートの内容を覚えていて会話がつながるようになったので、蓮治は記憶障害が治りかけてると無邪気に喜ぶけれど、実は千尋は寝る時間も惜しんで記憶を繰り返し反芻して、13時間ごとにロールオーバーしていたのだった。しかしなくしたくない記憶は日に日に増えていき、無理を重ねた千尋はついに倒れてしまう。13時間を超えて眠り続け、目覚めた千尋は再び12歳以降の全ての記憶を失っていた。
これはGunslinger girlのアンジェリカのエピソードを思い出すなあ。少しずつ積み重ねていった人間関係がリセットされてしまう恐怖。ガンスリは、欺瞞と捏造による徹底して非人間的な世界に感情だけが実在するというヒューマニズムを排したセンチメンタリズムの物語だったけれども、こっちはどこに向かうんだろう。
景・みやこパートはいい具合に煮詰まってますが、京介のポジションがおいしいような。
あと気になってるんだけど、涙って蹴散らすもんじゃないよね。ふりきれ、とかならともかく。