げんしけん2 #12 その先にあるもの…

笹原の内定が出て、一区切り。
面接で落ちまくってヤケになった笹原が、春日部さんと荻上さんに喝を入れられて奮起、見事内定を得る。笹原の就職先以外はほぼオリジナルでした。今期は細かいエピソードを積み上げて生々しいリアルな情感を出すことに成功していて、9話との間に外人話を2話挟んでたからまだしもながら、笹原を追い込む鬱展開がけっこう重かった。視聴者としては夏コミのエピソードも見てるわけだし、最初のグダグダな面接も見てるし、最後の面接でパスする展開には説得力を感じてしまうけど、むしろそうしたネチこい演出の後だけに編集プロダクションの新卒応募に偶然行き当たるラッキーさには違和感を覚えてしまう。
小さい会社にとって採用の当たり外れってムチャクチャ大きいし。特に新卒だと、教育投資もかなり必要になるわけだし。あの編集プロダクションもけっこう冒険のつもりなのかなあとヘンなところに思い入れたり。