こどものじかん #11 みんななかよく

レイジ、ヤンデレ化。
アバンで「ぼくの話も聞いてよ!」と叫んでたレイジが、最後ではりんに「わたしの話も聞いて!」と言われてしまう。しかもそのことに自分で全然気づいてない。レイジがいきなり壊れちゃうのは、りんが行方不明になってテンパったあげく、学校側のミスで体育倉庫の中に閉じ込められていたのを見つけたからなんだけど、それ以上に、りんが青木先生と二人きりになることを選んだことがわかったから。
そのことを示す構成としてもう一つ対応関係が仕込まれてて、サブタイトル直前のシーン、レイジに添い寝されたりんが一瞬目を覚ましてからまた目をつぶるシーンが、体育倉庫で青木先生がりんに抱きつかれて動揺しまくるシーンと対応してたんだと思う。修正入りまくりで今ひとつわかりにくいけれど。
しかしレイジがりんに思い入れる気持ちとりんが青木先生を求める気持ちを並べて描くためには、レイジは最後まで正気を保ってないといかんだろうに。ここでヤンデレ化して終わりでは、あの6話の感動はどうしてくれるのよ。なんかヤンデレがはやりになって、脚本の逃げに使われやすくなってる気がするなあ。まあ最終回が残ってるんでまだどうなるか分からないんではあるけど。