クロアチアにはアドリア海に面した長い海岸線がある。街のそばでも、いや港の中でさえキレイな海。
深い碧に街並の赤い屋根が映える。
エニシダとイトスギ。糸杉ってほんとにゴッホの絵みたいなんだね。
海岸線の途中でボスニア・ヘルツェゴビナ領に入ります。ドブロブニクのあるクロアチア最南端は実は飛び地になってるんです。
バスの窓から景色を眺めてるぶんには違いは分かりませんけれど、国境を越える必要があります。
これはボスニアのカフェ。通る客は外貨を落としていけ、と。
スロベニアからクロアチア、そしてボスニア・ヘルツェゴビナとバスで国境を越えたけど、考えてみたらこれまではずっと飛行機だったから陸路で国境を越えたのは初めてだった。まあライフル構えた兵士が目につくところに立ってるということもなく、高速道路の料金所みたいなもんでした。スロベニア・クロアチア間ではバスを降りてパスポートチェックを受けたけど、クロアチア・ボスニア間はただドライバーが申告するだけでＯＫでした。
キレイな海に鮮やかな街並、周りはオリーブかブドウの畑。これだけ素晴らしい環境なもんで、EU加盟を見越した海外資本が土地を買い漁ってるそうです。不動産価格は急騰して、地元の人には手のでない値段になりつつあるとか。
実は途中でバスがガソリン漏れをおこすなんてトラブルもあってちょっとビビった。
