やっちゃんって、大河だったんだ。じいちゃんに叱られてるのを見てわかった。
わかってくれる人が一人でもいたら、きっと大丈夫なんだよね。
たとえそれが恋じゃなくたって
「とらドラ！」ってキーになるシチュエーションは必ず繰り返すんだよね。逃げるのを止めて立ち向かうエピソードは各キャラで繰り返されるし、見てる人が一人でもいればというセリフも何度も繰り返される。そして高須家の和解までを描いて、逢坂家の和解は正面からは描かない。ただ信じて待っている人だけを描く。これまでの繰り返しの積み重ねがあるから、もうそれだけで充分表現されてしまう。具体的に描くところと筆を止めるところの選択がうまい。
第１回の冒頭も電線にスズメがとまってるカットでした。大河と竜児の腐れ縁が始まったときも、大河は掃除用具入れに隠れてたんだよね。シリーズ最初のナレーションが繰り返されて、劇終。
完璧な最終回でした。
