アイフルはリストラによる経営再建案をまとめ、主力行の住友信託銀行あおぞら銀行などに約2800億円の債務返済を来春まで猶予してもらうことで同意を取り付けたい考え。だが、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は18日、アイフルの格付けを「デフォルト(債務返済不履行)」一歩手前の「CC」に引き下げ、市場での資金調達は一段と苦しくなる。

アイフル社債発行残高は現在約3,190億円。Bloombergによれば、社債の元利払いはADR手続きの対象外とのこと。ただしADR申請段階ではデフォルトとはみなされないものの、銀行団による返済猶予が認められればCDSなどのクレジットイベントとしてのデフォルトに該当する。つまりCDSの売り手が買い手に元本相当額を支払うということになる。
そもそも3千億以上もの社債発行残高がある企業が私的整理というのも、なんだかなあ。
http://www.ir-aiful.com/japanese/shareholder07.cfm

ウィルコム事業再生ADR手続きに入ることが報道されている。ここは2005年に350億の社債を出してるな。