アニメ調査室アンケート第14回2009年7-9月期調査

2009秋調査(2009/7-9月期、終了アニメ、43+1作品)
http://anime-research.seesaa.net/article/56600129.html
01,青い花,x
02,化物語,A
03,かなめも,x
04,蒼天航路,x
05,咲 -Saki-,B
06,あたしンち,x
07,大正野球娘,x
08,ウチュレイ!,x
09,宙のまにまに,x
10,バスカッシュ!,x
11,シャングリ・ラ,x
12,グイン・サーガ,x
13,CANAAN (カナン),x
14,プリンセスラバー!,x
15,狼と香辛料II (2期),x
16,よくわかる現代魔法,x
17,ヴァイス・サヴァイヴ,x
18,戦場のヴァルキュリア,x
19,東京マグニチュード8.0,x
20,ハヤテのごとく!! (2期),x
21,リロ アンド スティッチ,x
22,ねぎぼうずのあさたろう,x
23,ライブオン CARDLIVER 翔,x
24,忘念のザムド (TV初放送),x
25,ヤッターマン (新シリーズ),x
26,07-GHOST (セブンゴースト),x
27,ティアーズ・トゥ・ティアラ,x
28,ファイト一発! 充電ちゃん!!,x
29,懺・さよなら絶望先生 (3期),B
30,うっかりペネロペ 第2シリーズ,x
31,しゅごキャラ!! どきっ (2年目),x
32,GA 芸術科アートデザインクラス,x
33,PandoraHearts (パンドラハーツ),x
34,シュガーバニーズ フルール (3期),x
35,バトルスピリッツ 少年突破バシン,x
36,スターウォーズ / クローンウォーズ,x
37,アラド戦記 スラップアップパーティー,x
38,真マジンガー 衝撃! Z編 on television,F
39,うみものがたり あなたがいてくれたコト,x
40,チーズスイートホームあたらしいおうち (2期),x
41,Phantom (ファントム) Requiem for the Phantom,x
42,涼宮ハルヒの憂鬱 (再構成版、全28話),A
43,涼宮ハルヒの憂鬱 (新作話のみ),C
44,イヴの時間 (NET配信),x

(以下、自由記入)

{追加評価} (自由記入、第11〜13回調査に参加している方)

{総評、寸評など} (自由記入、引用する場合あり)
02,化物語,A
ブコメ史上最も凶悪な出会い。男女が出会って一目惚れなら純愛、ケンカさせればラブコメになると言ったのはビリー・ワイルダーだったと思うが、ここまでインパクトのある出会いも最近珍しい。
淀みなく饒舌な掛け合いを斬新なレイアウトとカット割で見せる一貫したコンセプトで、青春の奇妙な憑き物を描いた佳作だった。原作を大幅に改変しているら しいけれど、キャラや筋書きのディティールからフォーカスを外したことで、この心地よくも不思議な味わいが生まれたのだと思う。エピソードは暗い欲望が凝るするがモンキーの怖さが最も印象的だった。
05,咲 -Saki-,B
そんなオカルトありえません。
超能力合戦を逆手にとって、ハイテイとかリンシャンとか地味な役で思いきり盛り上げる。でもここまで人智を超えた怪物同士の決戦だと、フツーな華菜ちゃんを応援したくなっちゃう。
なんだかんだ文句を言いながらも最後まで楽しんだ。贅沢に尺を使ってるわりには、エピソードが中途半端で食い足りないとか、ツメの甘い感じがずっとつきまとってたけど、脇キャラの動かし方がよかった。県大会を戦った四校各選手が、出番の少ないキャラでもそれぞれ活きていて物語の幅を作っていたから、ツモるだけのオカルト対決がヤマ場でも盛り上がれたんだと思う。まあ後半失速はお約束。
29,懺・さよなら絶望先生 (3期),B
絶望先生」という何でもアリな容れ物をもってきて、その自由さを活かすようにネタを詰め込んでいく。企画の勝利です。ただフォーマットが固まってる分安心感がでちゃうのが痛し痒しというところか。
42,涼宮ハルヒの憂鬱 (再構成版、全28話),A
43,涼宮ハルヒの憂鬱 (新作話のみ),C
1期2期とりまぜて見てみると、あらためて1期の面白さを再認識したり。なにより、1期は勢いがありました。2期は萌えアニメとしてのハルヒをなんとか壊そうとしてスベったのか。同じシチュエーションを演出を変えて繰り返したり、丁寧な日常芝居を積み重ねていくことで、キャラの心理的な裏付けを描いて記号以上の存在にしようとしていたかに見えた。制作サイドが、1期で描かれたハルヒキョンの関係に納得できなかったのだろうか。