あにゃまる探偵 キルミンずぅ #16 ニワトリのキモチ、コケコッコー!?

すっかりポチ扱いのナギサ姉。
ひとり変身できないのをずっと気にしてたタマオが、ニワトリになりきってポイントかせぐ話。今回の探偵団のお仕事は幼稚園から盗まれた劇の衣装探し。ニワトリに変身できることを願ってニワトリになりきろうとするタマオが、ニワトリの役がいやで衣装を隠した園児に、役になりきって演じることを熱く語る。タマオが演技の魂について語っているときは実はキルミンフォーゼのことを語ってるわけだし、園児はウソをついてるしで、互いの話がそれぞれ隠れた意味をもっている。タマオはニワトリになりたい、園児はニワトリになりたくない、と反対方向を向いてるように見える。でも、タマオがみんなと一緒に変身したいのに自分だけできないのが寂しいように、園児もみんなと一緒にやりたいのにうまくできないことを気に病んでいる。タマオの気持ちを園児が表し、園児の気持ちをタマオが表すことで奥行きのある表現になっている。
しかし、他のみんなが遊んでてタマオがひとりで探偵してるような。やっぱ、深く考えないでもっと目先のことだけで動かないと変身できないんじゃないのか。