ラジオ局をおさえて情報戦を仕掛ける一方、戦車まで持ち込んできた反乱軍に右往左往の中央軍。でも今回の見所はなんといってもマスタング大佐の圧倒的な攻撃力。部屋を埋め尽くす人形兵を一瞬で焼き付くし、ピンポイント攻撃と大火力の撃ち分けでエンヴィーを翻弄する。憎悪の連鎖をいかに乗り越えるかというハガレンのテーマからいっても、対エンヴィー戦は大きなヤマ場だし、バトルアクションとしても見応え十分。
混戦の中、マスタング大佐がエドたちを避けて人形兵だけを攻撃するシーン、とてもわかりやすいカット割だった。部屋を火の海にして、なおかつ人形兵だけを攻撃しているというのを一目で納得させる絵というのは、けっこうむずかしかったんじゃないだろうか。
